ホームページのアクセスは、
どこを見ればいいのか
4つのサイトの数字を並べたら、合計より先に見る数字が3つありました。
私たちも、作ったあとの数字を見ていませんでした
私たちは内装金物の施工会社です。本業のサイトのほかに、キャンプ場を探すサイト、空き家の相談サイト、そしてこの建設業向けのサイトを運用しています。4つとも、AIと一緒に作りました。
作るところまでは速く進みました。キャンプ場のサイトは、施設のページだけで2,000件を超えます。ただ、作ったあとに何が起きているかを、2026年9月24日まで同じ物差しで見ていませんでした。
本業のサイトは、直近30日のページの閲覧が90回で、そのうち20回が問い合わせのページでした。見に来た人が、問い合わせのページまで進んでいます。ただ、どんな言葉で検索して来たかは、測る設定をしていなかったので分かりませんでした。この日の夜に、その設定を入れました。
数字を並べてみると、思い込みと違う点が3つありました。
見方1:どんな言葉で来ているかを見る
いちばん伸びていたのはキャンプ場のサイトです。Googleの検索からのクリックは、直近4週間で798回でした。その前の4週間の642回から、156回増えています。
ところが、検索された言葉を見ると、上位は施設の名前でした。その施設をすでに知っている人が、名前で検索して来ています。「長野県 キャンプ場」のような、まだ行き先を決めていない人の言葉では、ほとんど来ていませんでした。
見に来ているのは、行き先をもう決めている人ばかりでした。名前を知っている人の数には上限があるので、このままでは伸びが止まります。
建設会社のサイトなら、会社名で検索されるのは、すでに取引や紹介がある相手からが多いはずです。新しいお客さんが来ているかは、「地域名+工事の種類」のような言葉で来ているかを見ると分かります。
見方2:一度も見られていないページを数える
キャンプ場のサイトで、直近4週間に検索結果へ表示された施設ページは1,492本ありました。そのうち1,264本、85%は、一度もクリックされていませんでした。コラムも、表示された451本のうち289本がクリック0回でした。
検索に一度も表示されていないページも調べました。そこから30本を抜き出して確かめると、14本はGoogleに存在自体を知られていませんでした。
原因の1つは、ページどうしのつながりでした。施設ページには「近くのキャンプ場」へのリンクを付けていましたが、候補を並べる順番を決めないまま件数で切っていたため、2,308件のうち941件の施設ページは、ほかの施設ページから1本もリンクされていませんでした。Googleは、リンクをたどってページを見つけます。道がつながっていないページは、見つけてもらえません。
もう1つは、サイトの全ページの一覧をGoogleに届ける「サイトマップ」です。中身は正しかったのに、Googleが最後に読んだのは7月22日で、約2か月止まっていました。
作ったページが多いほど、見られていないページも増えます。使わない部材を物置の奥に積み上げているのと同じで、積んだ本人は在庫があると思い込んでいました。
見方3:小さなサイトは、1つの「芽」を探す
空き家の相談サイトは、直近4週間で検索結果に101回表示され、クリックは1回でした。数字だけ見れば、ほぼゼロです。
ただ、表示された言葉を見ると「火災保険 空き家」で17回表示され、順位は31位でした。このサイトは20位以内に入った言葉が1つもありません。その中で、この言葉だけが30位台まで来ています。ここが芽です。
小さなサイトは、全部の言葉を追うと力が分散します。表示回数と順位を見て、いちばん上に来ている言葉を1つ選び、その1本のページの中身を書き足すほうが先に効きます。
あなたのサイトで見る3つの数字
Googleの無料の道具「Search Console(サーチコンソール)」にサイトを登録すると、3つとも見られます。
| 見るもの | 何が分かるか | 私たちのサイトの例 |
|---|---|---|
| 検索された言葉 | 会社名で来ているのか、新しいお客さんの言葉で来ているのか | キャンプ場のサイトは上位が施設の名前だった |
| クリック0回のページの数 | 検索結果に表示されたページのうち、一度もクリックされていない割合 | 表示された施設ページの85%がクリック0回 |
| 表示回数と順位 | 次に中身を書き足すページの候補 | 空き家の相談サイトは「火災保険 空き家」が31位 |
まだ登録していない場合は、まず登録から始めてください。私たちの本業のサイトも、登録したのは9月24日です。数字がたまるまでには時間がかかるので、早く始めるほど、次の手を早く決められます。
数字を見て、やることが変わりました
数字を取る前は、「もっとページを増やそう」と考えていました。取ったあとは、「作ったページをGoogleに見つけてもらう方が先」に変わりました。
サイトマップは送り直しました。施設ページのつながりは、近い順に並べてからリンクする形に、9月25日に直しました。直す前は、ほかの施設ページから1本もリンクされていない施設ページが941件ありましたが、直した後は8件になりました。空き家の相談サイトは、手広く書くのをやめて、「空き家の火災保険」の1本の中身を書き足します。本業のサイトは、検索の言葉の数字がたまってから、施工事例の1本の中身を書き足します。
どれも、アクセスの合計だけを見ていたら出てこなかった判断です。サイトを作ったあとの数字の見方と、次の1本の決め方は、無料相談でも一緒に整理できます。
数字は2026年9月24日時点の実測です(検索はGoogle Search Consoleの直近28日、ページの閲覧はCloudflare Web Analyticsの直近30日)。分析にはClaude Opus 5.5、集計の道具づくりにはClaude Sonnet 5を使っています。
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中芝 悠太
内装金物の職人として現場に立ちながら、昼は現場・夜はAI。自社の事務を約9割削減した実体験から、このチームを立ち上げた。現場の話が通じる窓口担当。
サイトの数字を見ても、
次に何をすればいいか分からない方へ。
無料相談では、いまのサイトの数字を一緒に見て、次に中身を書き足す1本と、測る設定が足りているかを確かめます。整理した結果、最初の1業務から始める研修・初期導入の進め方までお伝えします。まだ何も決めていなくても構いません。気になっている数字を一つ教えてください。
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